四分儀座からの流星群が見頃

今晩から未明にかけて、四分儀(しぶんぎ)座流星群が良く見える可能性が高いそうです。

国立天文台のウェブサイトには四分儀座流星群の概要がわかりやすく説明されています。

http://www.nao.ac.jp/astro/meteor-stream/quadrantids.html (四分儀座流星群の解説)

http://www.nao.ac.jp/astro/meteor-stream (流星群全般の解説)

このサイトの記述を参考に、四分儀座流星群をはじめとする流星群について簡単にまとめてみたいと思います。まず、流星群に関係するいくつかの用語について整理します。

  • 宇宙空間で、彗星や小惑星から放出された小さなかけらが、地球の大気に突入して燃えることで明るく見える現象を流星と呼ぶ
  • 天球上のある一点から、放射状に飛んでくるように見える流星の群れを流星群と呼び、流星群が飛んでくる出発点を放射点と呼ぶ
  • 流星群には、毎年定期的に活発化するもの、数年以上の長い周期で活発化するもの、突発的に活発化するものがある
  • 最も活発化する時間帯を極大と呼ぶ
  • 流星群の発生源となる天体を母天体と呼ぶ
  • 流星群の名称は、放射点のある方向に存在する星座の名前から付けられることになっている

流星群の様子は、ウェザーニュースのウェブサイトhttps://jp.weathernews.com/news/15168/ で中継されています。雲や街の明かりがあってよく見えなかった方も、こちらのサイトの動画であれば流星群の様子を知ることができます。


ここからは、流星群についてもう少しだけ詳しく書いてみます。

よく知られた流星群

今回の四分儀座流星群の他にも有名なものとしてはふたご座流星群、ペルセウス座流星群があり、この三つを合わせて三代流星群と呼んでいるそうです。

流星群の少しわかりにくいところ

流星群の名前と母天体は基本的に関係がなく、放射点の見える方向にたまたま存在する星座にちなんでいます。また、流星群は一点から放射状に飛んでくるように見えますが、実際はそれぞれの流星は平行に飛んでいます。流星自体は楕円形の軌道に沿って並んで飛んでいるのですが、その軌道に地球が突入していく形になるため、放射状に見えます。

流星群はどこからやってくるのか?

四分儀座流星群は四分儀座の星々から作られているわけではなく、別の天体が生じた塵(ダスト)が発生源になっています。ペルセウス座流星群のように母天体が特定されているものもある一方で、四分儀座流星群の母天体はまだはっきりとは解明されていないようです。マックホルツ第一彗星やヘール・ポップ彗星ではないかという説があるそうです。

参考文献

[1]: http://www.nao.ac.jp/astro/meteor-stream/quadrantids.html, 国立天文台

[2]: http://www.nao.ac.jp/astro/meteor-stream, 国立天文台